佐賀大学の学生がアートによるまちづくりの企画 武雄市に提案

佐賀大学の学生が武雄市の魅力を発信しようと、若い感性を生かしたアートによる新たなまちづくりの企画案を4日、市に提案しました。

武雄市は、佐賀大学芸術地域デザイン学部と連携協定を結んでいて、4日は市役所で大学3年生15人が、小松政市長や市の職員などの前でアートによる新たなまちづくりの企画案を発表しました。

企画案では、地元の子どもたちと学生が武雄の町並みを散策し、そこで得た着想をもとに一緒に作品を制作したり、武雄の魅力を広めるため、風景など市内7か所の動画を20秒にまとめてSNSで発信したりするということです。

学生たちは、ことし秋にこれらの企画案を実施し、来年春に活動内容を市に報告することにしています。

小松市長は「若い皆さんのみずみずしい発想にびっくりしました。市として全面的に協力し、実際にあったイベントを来年度以降の市の事業にもつなげていきたいです」と話していました。

佐賀大学3年生の園田一馬さんは「すごく緊張したけど、いい反応をもらえたので、まちづくりに向けて頑張っていきたいです」と話していました。