鳥栖工の選手たち甲子園へ 新幹線で出発

鳥栖工業の選手たちおよそ40人は、1日午後5時半の新幹線で甲子園に向けて出発しました。

新鳥栖駅には出発を見送ろうと、選手たちの家族や卒業生など大勢が詰めかけました。

集まった人たちは改札口に入っていく選手たちを拍手で見送り、激励していました。

キャプテンの高陽章選手は「やっと実感がわいて甲子園でもやってやるんだという気持ちです。まずは目の前の1戦を楽しみます」と力強く話しました。

同窓会の役員という男性は「こんなうれしいことはない。選手たちは甲子園でも1勝期待できると思います。絶対やってくれると思います」と声を弾ませていました。

高校時代に大坪監督を指導した佐賀東高校の元監督の吉丸信さんは(68)「昨年、甲子園出場に出場した有田工業の監督も教え子で2年続けて教え子が甲子園に出場するとはこんなうれしいことはないですね。県代表としてしっかり頑張ってほしい。ぜひ、校歌を歌ってほしい」とエールを送りました。