佐賀県 新型コロナ感染者 前週より増え1000人超に

佐賀県は今月17日から23日までの1週間に、指定した医療機関で新型コロナウイルスの感染者が1070人確認されたと発表しました。
定点観測になったことし5月以降で1000人を超えるのは初めてです。

佐賀県は、26日、今月17日から23日までの1週間に指定した39の医療機関で、1070人の新型コロナ感染者が確認されたと発表しました。

前の週から171人増え、5月以降で初めて1000人を超えました。

また、1医療機関あたりの平均の感染者数は27.44人で、前の週よりも4.39人増えています。

年代別の感染者数は、10代未満が192人10代が215人、20代が96人、30代が100人、40代が135人、50代が107人、60代が89人、70代が76人、80代以上が60人となっています。

期間中、県内の小・中学校の1つの学年と4つのクラスで閉鎖の措置がとられたほか、福祉施設など12の施設で集団感染が確認されています。

佐賀県健康福祉政策課は「感染者は増加しているが、医療体制や救急搬送への影響は出ていないと報告を受けている。引き続き、手洗いや換気などの基本的な感染防止対策に努め、もし発熱などの症状で医療機関を受診する時は電話などで事前に連絡し、マスクなどの対策を行って受診してほしい」と話しています。