唐津市の観光地「観音の滝」大雨で流入した土砂の片付け作業

今月の記録的な大雨で、佐賀県唐津市の観光地「観音の滝」も周辺の歩道に土砂が流入し、地元の人たちが片付け作業を行いました。

唐津市七山の「観音の滝」は、高さ45メートルの激しく落下する水流が特徴の観光地ですが、今月の記録的な大雨で滝の水量が増え、歩道に土砂が流れ込むなどの被害が出ました。

この清掃のため、16日午後、地元の人たち10人ほどが片付けの作業を行いました。

集まった人たちは、倒れた大きな木を機械で切ったり、たまった泥や木の枝をシャベルなどで取り除いたりしていました。

また、目の神様がまつられているというお堂にも泥がたまり、ちりとりで泥をかきだしていました。

16日の清掃で、滝を近くから見られる歩道はきれいになりましたが、周辺の遊歩道の一部は土砂で埋まって通れないところもあるということです。

作業にあたった豊岡啓二さんは「多くの人に愛される場所なので、少しでも片付けて元の状態に早く戻していきたい」と話していました。