基山町 町立図書館の入館者 開館7年余で100万人に

基山町では、町立図書館の入館者が開館から7年余りで100万人に達し、記念のセレモニーが行われました。

平成28年4月に開館した基山町の町立図書館は、13日、入館者が節目の100万人に達しました。

100万人目は、福岡県小郡市の保育士、飯田理恵さん(43)です。

本を返しに来たという飯田さんは、図書館に入ってすぐ、館長から「おめでとうございます」と声をかけられると、驚いた表情を浮かべていました。

そして、記念のセレモニーで松田一也町長と一緒にくす玉を割って、入館者100万人の達成を祝いました。

飯田さんは「とてもうれしいです。自宅から近く、いつも子どもと一緒に利用させてもらっています」と話していました。

図書館の年間の入館者数は多い年でおよそ16万人と、開館当初の目標の10万人を大きく上回っていました。

新型コロナの影響で減ったものの、このところは回復傾向にあるということです。

図書館の城本直子館長は「みなさまの交流や学びの場として、これまで以上に利用していただける図書館でありたいです」と話していました。