佐賀県の新型コロナ 指定医療機関調査で前週の1.6倍に増加

佐賀県は今月3日から9日までの1週間に、指定した医療機関で新型コロナウイルスの感染者が598人確認されたと発表しました。
前の1週間と比べて230人増えています。

佐賀県は、12日、今月3日から9日までの1週間に指定した39の医療機関で、598人の新型コロナ感染者が確認されたと発表しました。

前の週の1.6倍で、230人増えています。

全数把握から定点観測に改めたことし5月以降では最多です。

また、1医療機関あたりの平均の感染者数は15.33人で、前の週よりも5.89人増えています。

年代別の感染者数は、10代未満が129人、10代が143人、20代が41人、30代が56人、40代が66人、50代が52人、60代が48人、70代が33人、80代以上が30人となっています。

佐賀県健康福祉政策課は「新型コロナのこれまでの傾向と同じように、夏に向けて感染者が増えてきている。現状、診療や救急医療に影響はないが、基本的な感染症の予防に引き続き取り組んでほしい」としています。