氾濫危険水位超え 筑後川水系の排水ポンプが停止するおそれ

九州地方整備局筑後川河川事務所によりますと、これまでの大雨で、筑後川水系筑後川の福岡県久留米市にある瀬ノ下観測所に設置された水位計で「氾濫危険水位」を超え、排水ポンプの停止水位に達していることから、今後、たまった水を河川に排水する排水ポンプの運転を停止するおそれがあるということです。

ポンプの運転の停止により、中小河川の氾濫や、家屋の浸水が発生するおそれがあります。

筑後川河川事務所によりますと、運転停止が想定される佐賀県内のポンプ場は、鳥栖市の下野町の下野排水機場と、沼川排水機場、水屋町の蓮原排水機場、真木町の轟木排水機場、安楽寺町の前川排水機場、みやき町の中津隈切通川排水機場東尾通瀬川排水機場のあわせて7か所です。

河川事務所は、自治体から避難情報をもとに早めの避難を行うなど適切な防災行動をとるよう呼びかけています。