ウィンブルドンの14歳以下テニス大会 アジア予選開く 佐賀

イギリスのウィンブルドンでことし7月に行われる、テニスの14歳以下の国際大会に出場する選手を決めるアジア予選が佐賀市で開かれています。

23日始まったアジア予選には、佐賀県内の3人を含む日本や韓国、インドなどアジアの10の国と地域からおよそ50人の選手が参加しています。

この大会のアジア予選が佐賀市で開かれるのは初めてで、会場のテニスクラブにはウィンブルドンと同じ天然芝のコートが14面あり、国内でも最大規模だということです。

天然芝はボールがコートに接地した際にクッションになるため弾みが少なく、バウンドも不規則でプレーが難しいとされています。

アジア予選は予選と本選が今月27日までの5日間行われ、トーナメント方式で勝ち上がった男女それぞれ上位2人の選手が、ウィンブルドンでことし7月に開かれる大会に出場することになっています。

選手たちは試合の展開に合わせてペースをつかみ、狙いすましたサーブや鋭いショットを繰り広げていました。

予選に出場した佐賀市に住む中学2年生の諸隈開さん(13)は「最初は思うようなゲーム運びができませんでしたが、2セット目以降は自分のペースで進められました。ウィンブルドンを目指して勝ち上がりたいです」と話していました。