「SAGAアリーナ」オープン 九州最大規模の多目的施設

九州最大規模の多目的施設、佐賀市の「SAGAアリーナ」が13日オープンしました。

佐賀市の「SAGAアリーナ」は、来年開かれる国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のメイン会場の1つとして県が257億円をかけて整備し、8400席を有する九州最大規模の多目的施設です。

施設では13日のオープンにあわせて山口知事や市民およそ5000人が参加して記念の式典が行われ、地元の高校の吹奏楽部の生徒たちによる演奏やテープカットでオープンを祝いました。

山口知事は「単なる体育館ではなく、この先、何十年も感動を生み出す、稼げるアリーナにするために随所に工夫を施した」と話しました。

SAGAアリーナは佐賀駅から1.4キロと立地がよく、県が多くの集客や交流が見込める大規模な会議やコンサートなどの誘致を進め、地域の活性化が期待されています。

スポーツでは、バレーボール・Vリーグ1部女子の「久光スプリングス」と、プロバスケットボール・Bリーグ2部「佐賀バルーナーズ」が本拠地として活用します。