武雄市に開設の新大学 来月中めどに名称決定

佐賀女子短期大学を運営する学校法人が武雄市で開設する4年制大学について、有識者が意見を交わす初めての会合が開かれ、来月中をめどに名称を決定することにしています。

佐賀女子短期大学を運営する学校法人「旭学園」は再来年4月の開校を目指し、武雄市武雄町の白岩体育館の跡地に4年制大学を開設する予定です。

これに向けて、小松市長や学園の関係者、それに有識者など7人が大学の名称や教育理念などについて議論する委員会が設けられ、12日、初めての会合が開かれました。

旭学園の内田信子理事長は冒頭で「“地域との連携”、“国際性”“多様性”というキーワードを教育理念に盛り込みたい」と話しました。

会合は非公開で開かれましたが、委員会で議論を重ね、遅くても来月中には名称を決定したいとしています。

新しい大学は共学で、定員は1学年100人程度。

学部は▽韓国を中心に、エンターテインメントやアジアの経済などを学ぶ国際系と、▽教員やカウンセラーなど教育に関わる仕事を目指す教育系の2つが設けられる計画です。