「鹿島ガタリンピック」ことし6月 4年ぶり開催へ

有明海の干潟で泥だらけになってユニークな競技を楽しむ「鹿島ガタリンピック」が、ことし6月に4年ぶりに開催されることになりました。

「鹿島ガタリンピック」は、海外からも参加者が訪れる毎年恒例のイベントですが、新型コロナの感染拡大で去年までの3年間、中止を余儀なくされてきました。

鹿島市観光協会などでつくる実行委員会は、15日、ことしの「鹿島ガタリンピック」について、6月4日に4年ぶりに開催することを決めました。

会場はことしも「道の駅鹿島」の裏の有明海の干潟で、競技もコロナ禍前とほぼ同じ8つを行うということです。

具体的には、干潟の上に置いた板の上を自転車に乗って走る競技、ムツゴロウの漁で使う板に乗り、両手で泥をかいて干潟を進む速さを競う競技、クレーンから下がるロープを使って干潟に飛び込む競技などが予定されています。

参加者は、国内だけでなく韓国からなどを含めておよそ1300人を見込んでいるということです。

参加の申し込みは「鹿島ガタリンピック」のホームページで、来月24日から5月12日まで受け付けます。

実行委員会の松尾壮一郎委員長は「新しいファンにも鹿島市の干潟の魅力を感じてもらいたいので、ぜひ多くの方に来ていただきたい」と話していました。