今春入学する園児が劇を楽しみながら交通安全を学ぶ 鹿島市

鹿島市では、この春から、小学校に入学する園児を対象に、劇を楽しみながら、交通安全について学ぶ、催しが開かれました。

これは鹿島警察署や交通安全協会などでつくる、鹿島市交通対策協議会が開いたもので、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となることしは、鹿島市の生涯学習センターエイブルに市内の保育園と幼稚園の園児およそ230人が集まりました。

最初に鹿島警察署の川崎洋交通課長が、「いつまでも先生が、ついて来てくれるわけではありません。交通事故に遭わないために、自分の身は、自分を守ることを忘れずに、楽しい小学校生活を送ってください」とあいさつしました。

これに対し、園児代表の2人が、「道路には飛び出しません。道路では遊びません。横断歩道を渡ります」と、元気に宣誓していました。

このあと、地元の劇団「はっぴぃ・かむかむ」が、交通安全を呼びかける演劇を披露し、車が多い店の駐車場では遊ばないことなどを劇で説明したうえで、「横断歩道を渡る時は、右を見て左を見て、車が来ていないかを確かめて手を大きく上げて渡りましょう」と、訴えていました。

参加した男の子は、「演劇は楽しかったです。横断歩道を渡るときは、右手を上げて、左を見て渡ります」と話していました。