小学校教諭が学級通信などのデータが入ったUSBメモリー紛失
佐賀市内の小学校に勤務する男性教諭が、学級通信などのデータの入ったUSBメモリーを紛失したと、佐賀市教育委員会が明らかにしました。
個人の特定につながるような情報は含まれていないとしています。
これは、佐賀市教育委員会が21日夕方、記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、今月16日、佐賀市内の小学校に勤務する30代の男性教諭が、放課後に教室で時間割を作成しようとしたところ、USBメモリーがないことに気づいたということです。
USBメモリーは、使用が禁じられている個人所有のものでしたが、児童の写真などが掲載された学級通信や、児童の学習の様子の記録が保存されていたということです。
市教育委員会は、保存されていた写真や記録には、児童の名前が直接記載されていないため、個人の特定につながるような情報は含まれていないとしています。
教諭は自宅や学校内を探しましたが、見つけられなかったため、2日後の18日、教頭に報告したということです。
市教育委員会は、自宅で仕事をする場合、インターネット上のクラウドを利用するなどしてデータを保存するよう呼びかけていました。
市教育委員会の百崎芳子教育部長は「児童や保護者にご心配をおかけしたことをおわび申し上げます」と陳謝しました。