佐賀女子短期大学がタイの大学と協定 留学生の交換など交流へ
佐賀市の佐賀女子短期大学が13日、タイの大学と連携協定を結び、今後、留学生の交換など交流を進めていくことになりました。
佐賀女子短期大学と連携協定を結んだのは、タイのランシット大学です。
協定の締結式はランシット大学で行われ、その模様はインターネットで佐賀女子短期大学に中継されました。
式では、ランシット大学のピチヤファン副学長が「協定をきっかけに長い交流になることを期待しています」とあいさつすると、佐賀女子短期大学の今村正治学長も「タイと日本の友好に貢献したい。この協定が永遠に続くと確信しています」と述べました。
ランシット大学は4年制の私立大学で、日本語学科があります。
タイには日本から多くの観光客が訪れるため、日本語ができる人材が求められているということで、大学では、今回の協定を通じて日本語の習得や文化の理解に期待しているということです。
一方、佐賀女子短期大学にとっては、英語教育に力を入れているランシット大学との交流は魅力的で、こうした双方のねらいが一致して協定の締結に至りました。
今後、短期間の研修や半年から1年間の留学で学生を交換し、交流を深めていくことにしています。