日本赤十字社を設立 佐野常民の生誕200年記念展 佐賀市

佐賀市出身で日本赤十字社を設立した佐野常民の生誕200年を記念した企画展が、佐賀市で開かれています。

いまの佐賀市川副町出身で佐賀藩士だった佐野常民は、日本赤十字社の創始者として知られ、ことしは生誕200年の節目にあたります。

佐賀市の「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」では、日本赤十字社が所蔵している絵画や書状など、およそ50点を展示しています。

このうち、「博愛社設立許可の図」は1877年の西南戦争のさなか、熊本の司令部にいる政府軍の有栖川宮熾仁親王に、佐野常民が博愛社設立の許可を願い出ている様子が描かれています。

また、「博愛社設立願書」や当時関わりの深かった渋沢栄一へ宛てた書状も展示されています。

学芸員の近藤晋一郎さんは「展示を通して佐野常民が掲げた博愛の心をぜひ皆さんに受け取ってもらいたい」と話していました。

企画展「博愛の行方佐野常民を貫くもの」は、来月11日まで開かれています。