小学校で留学生を講師に招き 英語の特別授業 上峰町

子どもたちに実践的な英語力を身につけてもらおうと、上峰町の小学校では、県内で学ぶ留学生を講師に招いた特別授業が開かれ、子どもたちが英語での会話に挑戦しました。

授業は、佐賀県教育委員会が各地の学校に留学生などを派遣して開いている「English Day」の一環として開かれました。

上峰小学校の5年生のクラスには、町のALT=外国語指導助手のほか、佐賀大学で学ぶインドネシアやジンバブエなどからの留学生が講師として招かれました。

授業では、子どもたちが留学生に名前や年齢、好きな食べ物などについて英語で質問し、その回答を用紙に書き込み、英語で話す力や聞く力を試していました。

このあと、留学生たちは出身国で使われている言語やファッションのほか、観光名所などについて英語で説明し、それぞれの国の魅力を伝えました。

上峰町では3年生の授業に外国人を講師としたオンラインでの英会話を取り入れるなど、低学年からの英語授業に力を入れています。

授業に参加した女の子は「いろんな国の先生とか、その国の食べ物とかを知ることができ楽しかったです。英語は難しいけれど外国の人と話すのは楽しいので、もっと学びたいと思います」と話していました。

また、男の子は「身長が190センチもある外国人の先生がいたのが印象的でした。英語はいろんな人と話せるからいいと思います」と話していました。