高校生が高齢者に介護予防の体操などを出前授業 神埼市
福祉を学んでいる高校生たちが、高齢者に対して介護予防につながる体操などの出前授業を神埼市で行いました。
この出前授業は、神埼市の神埼清明高校で福祉を学んでいる3年生およそ20人が行ったもので、学校近くの神陽団地公民館には地域の老人クラブからおよそ30人が集まりました。
生徒たちはまず、介護の予防にもつながる「歌体操」で曲に合わせた体の動きを紹介し、お年寄りと一緒に音楽のリズムにのって楽しそうに体を動かしていました。
また、アロマオイルを使ってのマッサージでは、参加者たちが高校生たちから手のひらや指、腕をやさしくマッサージしてもらい、「これは気持ちいい」と笑顔を見せていました。
老人クラブの筒井征保会長は「マッサージは気持ちよかった。若い人と遊んだりゲームして20年、若返りました」と話していました。
女性の参加者は「若い人たちと触れ合うと若返ります。きょうのプログラムは工夫されていてとてもよかった。家でもやろうと思います」と話していました。
出前講座を開いた3年生の松雪航大さんは「地域の人たちに元気になってほしいと交流会を開きました。皆さん楽しそうでよかったです」と話していました。