並行在来線の維持管理担う鉄道管理センター 最終的な準備進む

今月23日の西九州新幹線の開業に伴って並行在来線となる区間で鉄道施設の維持管理などを担う「佐賀・長崎鉄道管理センター」では、JR九州から施設が譲渡されるのを前に最終的な準備が進められています。

JR長崎本線の肥前山口と長崎県の諫早の間の61キロの区間は、西九州新幹線の開業で並行在来線となり、JR九州から無償譲渡される鉄道施設は、佐賀県と長崎県が設立した一般社団法人「佐賀・長崎鉄道管理センター」に引き継がれます。

鹿島市にある鉄道管理センターの事務所では、佐賀、長崎の両県とJR九州から派遣された職員6人が、施設ごとの書類を確認するなど譲渡を10日後に控えて最終的な準備を行っていました。

並行在来線となる区間には、14の駅と91の踏切、それに12のトンネルと275の橋があり、管理センターではこうした施設の管理や保守・点検などの業務を担うことになります。

一方、鉄道の運行は、開業から23年間はJRが引き続き行うことになっています。

「佐賀・長崎鉄道管理センター」の田中一郎事務局長は「並行在来線に移行しても、これまでと同じように列車を安全に運行できるようJRからの引き継ぎを確実に行っていきたい」と話していました。