多久市の「女山大根」国がブランドとして保護する制度に登録

多久市の伝統野菜、「女山大根」が国が地域ブランドとして保護する制度に登録されました。
31日は、女山大根の生産者団体が県庁を訪れ、山口知事に登録を報告しました。

女山大根は、かつて女山村と呼ばれた多久市西多久町に江戸時代から伝わる赤紫色の「赤首大根」です。

一般的な青首大根と比べて大きく、糖度が高いのが特徴です。

戦後、青首大根への転換が進んで、一時、消滅の危機にありましたが、地元の取り組みなどで20年ほど前に復活し、市内の15人ほどの農家が生産しています。

漬物をふるまわれた山口知事は、砂糖が使われていないことを説明されると、「もともとの味でこんなに甘いのですか」と感想を述べていました。

今回登録されたのは、国の「地理的表示保護制度」で、北海道の「夕張メロン」のように産地名のついた農林水産物などを知的財産として保護する仕組みで、偽物については国が調査して取り締まります。

佐賀県内では、清酒の「佐賀」に続く2件目の登録です。

女山大根の生産者団体の蒲原政信会長は「登録は非常に光栄です。漬物の業者とも協力して新しいメニューを開発していきたい」と話していました。