マッチングアプリで詐欺 鳥栖市の40代男性が約1億円の被害
鳥栖市に住む40代の男性が、マッチングアプリで知り合った日本人の女性を名乗る相手にFX取引でのもうけ話を持ちかけられて、あわせておよそ1億円をだまし取られ、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、鳥栖市の40代の男性がマッチングアプリで知り合った日本人の女性を名乗る相手と、SNSのメッセージでやりとりする中で、FX取引での投資を持ちかけられました。
男性は今月4日に相手と知り合い、およそ3週間後の26日にかけて、指定された国内の金融機関の12の口座に17回にわたってあわせておよそ1億円を振り込んだということです。
この投資につぎ込むために金を借りていた知人からの指摘で、男性はだまされていたことに気づき、警察に被害を届け出たということです。
今月20日には佐賀市に住む40代の女性が、マッチングアプリで知り合った相手にあわせて6000万円をだまし取られる詐欺事件も起きていて、警察は、詐欺事件として捜査するとともに、「高額配当をうたう投資話や電話やメールでお金の話をされた場合は、すぐに家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。