赤字地方鉄道問題 伊万里市長が筑肥線協議会設置なら参加表明

赤字が続く地方鉄道について国の検討会がバスなどへの転換も含め、協議を進めるべきとする提言をまとめたことについて、伊万里市の深浦弘信市長はJR筑肥線についての協議会が設置された場合は参加する意向を示しています。
一方、唐津市などは国などに動きがあったら検討するとしています。

国土交通省の検討会は先月人口減少や新型コロナの影響で赤字が続く地方鉄道について、JRについては、1キロあたり1日に平均何人を運んだかを示す輸送密度が「1000人未満」の区間を対象に、国が中心となって沿線の自治体などが参加する新たな協議会を設置し、バスへの転換など運営方式の見直しも含めて検討すべきとする提言をまとめました。

佐賀県内では、JR筑肥線の唐津と伊万里の間の輸送密度が「1000人」未満となっています。

伊万里市の深浦市長は「筑肥線を公共交通の体系の1つとしてしっかり考える時期にきているのは間違いない事実だと思っている」と述べ、協議会が設置された際は参加する意向を明らかにしています。

一方、佐賀県と唐津市は3年前にJR九州と県、それに沿線の唐津市と伊万里市で「筑肥線活用に関する検討会」を立ち上げ、利用促進についての協議をすでに進めているため、この提言を受けての新たな協議会の設置や参加については国やJRに動きがあったら検討するとしています。