オスプレイ配備計画 防衛省が新たな排水対策 漁協側に提示

自衛隊の輸送機、オスプレイの佐賀空港への配備計画をめぐって防衛省は、10日開かれた検討委員会で、漁協側から課題として示されていた排水対策の新たな案を提示しました。
漁協の幹部から異論は出されなかったということで、防衛省は今後、組合員への説明会を開きさらに理解を求めることにしています。

オスプレイの佐賀空港への配備計画をめぐって、漁協側は「佐賀空港は自衛隊と共用しない」とする公害防止協定を見直す条件として、土地の買い取り価格の目安や有明海への排水対策などを提示するよう求めています。

先月行われた協議で防衛省はこうした条件を示しましたが、このうち排水対策については、漁協側から「納得できない」として理解が得られていませんでした。

10日は、佐賀市の県有明海漁協で漁協の幹部や防衛省九州防衛局、それに佐賀県が出席して検討委員会が開かれ、出席者によりますと、防衛省から駐屯地から出る水の排水対策について4つの案が示されたということです。

具体的には、駐屯地から出る水と海水を、排水機場で混ぜて排水する方法や、駐屯地の海側につくるプールで混ぜる方法などが含まれているということです。

これらの案について10日の検討委員会では、漁協側から異論は出されなかったということです。

防衛省九州防衛局は、今後、漁協の組合員のうち、協定の当事者となっている6つの支所の組合員への説明会を開き、さらに理解を求めることにしています。