佐賀・長崎両県知事が新幹線駅視察 課題の整備方式で意見交換

佐賀・長崎両県の知事は、開業まで2か月余りとなった西九州新幹線の武雄温泉駅を訪れ、着工のめどがたっていない佐賀県内の残りの区間について、今後、課題となっている整備方式などについて協議を進める考えを示しました。

佐賀県の山口知事と長崎県の大石知事は16日、西九州新幹線の東側の玄関口となる武雄温泉駅を視察しました。

両県の知事は、新幹線と在来線の特急列車が接続するホームや、駅舎の工事の様子などについて鉄道・運輸機構の担当者から説明を受けていました。

新幹線の整備をめぐっては、佐賀県内の残りの区間のうち、新鳥栖・武雄温泉間の着工のめどがたっておらず、在来線の活用を含めた検討を求める佐賀県と、フル規格を目指す国との間で協議が続いています。

これについて両知事は視察の中で意見交換を行ったということで、長崎県の大石知事は「フル規格での整備をお願いしたいという立場だが、これを達成するためには佐賀県の理解が必要で、課題の解決に向けて一緒に知恵を絞っていきたい」と述べました。

また、佐賀県の山口知事は「大石知事からは佐賀県の事情に配慮し、一緒に向き合っていきたいという話しをいただいたので、原点に立ち戻って合意できるところを進めていきたい」と述べ、整備方式や費用負担など課題の整理に向けて協議を進める考えを示しました。