“同性のパートナーどうしも受け入れ”共同の墓地完成 伊万里

LGBTなど性的マイノリティーの人たちへの社会的な関心が高まる中、伊万里市の寺には、同性のパートナーどうしも受け入れているとうたった、共同の墓地が完成しました。

墓地が完成したのは伊万里市にあるお寺、浄誓寺です。

寺の敷地には、今月、家族に代わって寺が遺骨の管理や供養を担う共同の墓地「永代合葬墓」が完成し、寺ではパンフレットなどで性的マイノリティーの人たちも受け入れていると紹介しています。

墓地には2つの骨つぼを並べて納めることができる区画が設けられ、寺が供養を行います。

浄誓寺の僧侶、古川潤哉さんは、友人の性的マイノリティーの男性から「家族と断絶し、入る墓がない」と相談を受けたことがきっかけで、同性パートナーのカップルにも配慮したお墓づくりを思い立ったということです。

同じ事情を抱えた人の中には、お寺に相談することさえもためらう人がいるということで、あらゆる人を積極的に受け入れていきたいとしています。

古川さんは「あらゆるパターンを大丈夫と引き受けるのがお寺の役割。皆それぞれ過ごしやすく生きやすい世の中を作っていきたい」と話していました。

寺によりますと、性的マイノリティーの人たちにも対応すると公にした墓地は、県内では初めてだということです。