草津市が「イオンモール草津」などをクーリングシェルターに

「熱中症特別警戒アラート」の発表に備えて、草津市は「イオンモール草津」など市内39の施設を、暑さをしのぐための「クーリングシェルター」に指定することになり、28日、協定の締結式が行われました。

「クーリングシェルター」は、人の健康に重大な被害が生じるおそれがある暑さが予測された場合に発表される「熱中症特別警戒アラート」にあわせて開放される、冷房の効いた施設です。
草津市は、▼市内の商業施設「イオンモール草津」と▼市役所や図書館、「まちづくりセンター」などの公共施設のあわせて39か所を来月(7月)1日から指定し運用を始めることになりました。
28日は「イオンモール草津」の関係者が市役所を訪れて、協定の締結式が行われました。
式では橋川渉市長が「熱中症による死亡者が増加傾向にある中で、大型商業施設をクーリングシェルターに指定させていただけるのは大変心強い」とあいさつしたあと、協定書に署名しました。
「イオンモール草津」は、各フロアの共用スペースやフードコートに、最大で1万2000人余りを受け入れることができるということです。
「イオンモール草津」の渕上幹雄ゼネラルマネージャーは「施設内の温度管理に気を配るとともに、もしお客様が熱中症になった場合の危機管理にも対応できる態勢を整えたい」と話していました。