ウクライナ支援イベントへ クラウドファンディング実施

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナへの支援につなげようと、彦根市に住むウクライナ人女性がダンサーや歌手を祖国から招いて来月(7月)、東京でイベントを開くことになり、クラウドファンディングを通じた協力を呼びかけています。

クラウドファンディングを始めたのは、彦根市でウクライナ料理店を経営するウクライナ人のカテリーナ・ヤボルスカさんと夫の菊地崇さんです。
カテリーナさんたちは、ウクライナの現状を多くの人に知ってもらい支援につなげようと、来月20日と21日に東京の代々木公園で「ウクライナ フェスティバル」というイベントを企画しています。
イベントには兄を戦闘で亡くし自身も戦闘中に胸に銃弾を受けたダンサーの男性や、ウクライナで人気の男性歌手などが来日して参加し、自身の経験を語ったり、パフォーマンスを披露したりする予定です。
カテリーナさんたちはその渡航費や会場の設営費などにあてようと、このほどクラウドファンディングを始めました。
来月31日までに150万円を集めることを目標にしていて、返礼品としてウクライナ産のろうそくや、イベントを記念したトートバッグやカードなどが贈られるということです。
カテリーナさんは「ウクライナの魅力を知ってもらうとともに、日本の支援への感謝を伝えられるイベントにしたい」と話しています。