近畿地方で梅雨入り発表 滋賀県でも今後の大雨情報に注意を

気象台は21日、「近畿地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
県内では23日から大雨となるおそれがあり、気象台は土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

21日の滋賀県は、梅雨前線や低気圧の影響で午前中、広い範囲で雨が降りました。
気象台は、この先1週間も雨や曇りの日が多くなる見込みだとして、21日、「近畿地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
近畿地方の「梅雨入り」は平年と比べて15日、去年と比べて23日、いずれも遅くなっていて、統計が残る1951年以降で3番目の遅さとなりました。
気象台によりますと、県内は22日も前線の影響で曇り、夕方からは雨が降る見通しです。
また、23日の日曜日から月曜日にかけては大気の状態が不安定になって警報級の大雨となるおそれがあり、23日午後6時までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、県の北部、南部ともに150ミリと予想されています。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。