紫式部ゆかりの地を紹介 子ども向け小冊子完成 大津

NHKの大河ドラマ「光る君へ」の放送をきっかけに、子どもたちに紫式部や源氏物語を知ってもらおうと、大津市が市内のゆかりの地などを紹介する小冊子を作成しました。

小冊子は全12ページで、大津市の観光キャラクター「おおつ光ル(ひかる)くん」が紫式部の人物像や市内のゆかりの地などを紹介しています。
このうち「源氏物語」については、100万字以上の世界最古の長編小説だと言われていることや、織田信長などの戦国武将も愛読したと伝えられていることなどが紹介されています。
また、紫式部が「源氏物語」の構想を練ったとされる石山寺や、「源氏物語」にたびたび登場する比叡山延暦寺など、市内にあるゆかりの地を写真やクイズを交えて紹介しています。
小冊子は大津市歴史博物館や石山寺にある「大河ドラマ館」で配布されているほか、市内に40ある小中学校でも子どもたちに配られたということです。
また、大津市観光振興課のホームページでも公開されていて、「紫式部ゆかりの地である大津市について楽しく知ってもらいたい」としています。