世界水フォーラムで三日月知事「世界湖沼デー」制定呼びかけへ

今月、インドネシアで開かれる国際会議、「世界水フォーラム」に滋賀県から三日月知事が参加し、世界の湖沼の重要性を考えてもらうための日、「世界湖沼デー」の制定を呼びかけることになりました。

「世界水フォーラム」は水をめぐる問題を話し合う世界最大級の国際会議で、10回目となることしは今月18日からインドネシアのバリで開かれ、世界各国から1万7000人ほどが参加する予定です。
滋賀県からは三日月知事が参加する予定で、去年、国連の会議で日本などが提言した湖沼の重要性を考えてもらうための国連の記念日、「世界湖沼デー」の制定の必要性を訴えるということです。
三日月知事は、会見で、「湖沼の存在を世界的にも学術的にも認め、その保全のための取り組みのレベルを上げていくべきだ。『世界湖沼デー』を定めてさらに強化することがとても重要なことだと思う」と述べ、「世界湖沼デー」の制定に向けた発表や展示を現地で展開する考えを示しました。
また、三日月知事は「世界湖沼デー」の趣旨に賛同する世界の地域などとネットワークを作り、湖などの保全活動の活性化にも取り組みたい考えを示しました。