春の叙勲と褒章 滋賀県内から86人 受章者に伝達式

ことしの春の「叙勲」と「褒章」の伝達式が、7日、大津市内で行われました。

この春、滋賀県では、▼さまざまな分野で功績のあった人に贈られる「叙勲」に76人、▼長年にわたって業務に励み人の模範になった人や、公共の仕事に尽くした人などに贈られる「褒章」に10人が選ばれました。
大津市で行われた伝達式には受章者のうち20人が出席し、三日月知事から叙勲や褒章の受章を示す「勲記」と「章記」が手渡されました。
三日月知事は「それぞれの職務に長年従事し尽力いただいたことに心から敬意を表し、県民を代表して深く感謝を申し上げます」と祝辞を述べました。
大津市に合併した旧志賀町の町長を11年半務め「旭日小綬章」を受章した北村正二さんは「支えてくれた人たちがいなければ、きょうを迎えられていなかった。支えてくださった、仕事の機会を与えてくださった人たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。
受章者は今後、皇居で天皇陛下に拝謁することになっています。