湖西道路と琵琶湖大橋の間の国道が4車線化 渋滞緩和へ 大津

渋滞が課題となっていた湖西道路と琵琶湖大橋とをつなぐ大津市内の国道の一部の区間が、26日から片側2車線ずつの4車線に拡幅されました。

4車線化されたのは、国道477号線の大津市真野の清風口交差点と真野2丁目交差点の間のおよそ1.9キロの区間です。
この区間は、国道161号線の湖西道路と琵琶湖大橋とをつなぐ道路で、物流を担うトラックや帰宅する車などで特に平日の夕方の時間帯に渋滞が発生していました。
地元の自治連合会が渋滞を緩和してほしいと要望したことなどを受け、滋賀県道路公社が去年(令和5年)5月から工事に着手し、片側2車線ずつの4車線に拡幅したほか、事故を防ぐ中央分離帯を設けて26日から全線で通行できるようになりました。
地元の自治連合会の西上清紀 会長は「地元の生活道路が土日に限らず平日も混んでいたので、4車線になったことで住民が使いやすい道路になってほしいです」と話していました。
滋賀県道路公社道路整備課の中井達郎 副主幹は「今回の大津市側だけでなく、琵琶湖大橋を渡った守山市側でも4車線にする工事に着手しているので、取り組みを進めていきたい」と話していました。