“地域を盛り上げたい” 米原の ブルーベリー農園で催し

米原市に人を呼び込もうと、雑貨などの買い物や見頃を迎えたブルーベリーの花を楽しんでもらう催しが、今月(4月)20日に市内の農園で開かれました。

この催しは、米原市の活性化につなげようと、伊吹山のふもとでブルーベリー農園を営む土川博司さんが、雑貨や食料品を販売する店に呼びかけて開きました。
このうち、古い子ども服の再利用に取り組んでいる米原市のグループは、廃棄される予定だった土川さんのブルーベリーで染めた糸を使って服に模様を縫いつけるワークショップを開き、子どもたちが挑戦していました。
小学3年生の女の子は「ブルーベリーで染めた糸が私の好きな色で、やっていて楽しいです」と話していました。
また、長浜市で竹を材料にしたアクセサリーを販売している店は、ブースに多くの商品を並べ、訪れた人たちが買い求めていました。
一方、農園では、白や薄いピンクのブルーベリーの花が見頃を迎え、家族連れがゆっくりと歩きながらかれんな花を楽しんでいました。
土川さんは「地域を少しでも盛り上げていければと思い、催しを企画しました。来年もぜひ開きたいです」と話していました。