琵琶湖博物館の「トンネル水槽」修理完了し内覧会

去年2月に水槽が割れて修理費用をクラウドファンディングで募っていた滋賀県立琵琶湖博物館の「トンネル水槽」の工事が完了し、21日、支援した人たちを招いて内覧会が開かれました。

草津市の県立琵琶湖博物館では、去年2月、ビワコオオナマズを展示していた水槽が突然割れ、水槽の下を歩くことができる「トンネル水槽」でもひびが見つかったことから、1年以上にわたって展示が中止されていました。
博物館はクラウドファンディングで修理のための費用を募り、このほど工事が完了したということで支援をした人などおよそ20人を招いて21日、内覧会が開かれました。
この中で滋賀県の江島副知事が「クラウドファンディングで目標を大幅に上回る1100万円余りの支援を頂き、琵琶湖博物館を愛してくださる方の多さに改めて気付かされた。これからも一生懸命研究し、展示を工夫していく」と述べました。
そして支援した人たちがイワトコナマズやゲンゴロウブナなどびわ湖の固有種を含む3種類、あわせておよそ50匹を水槽の中に入れていきました。
トンネル水槽の展示は23日から再開されます。