“規格外”キャベツでメンチかつ 滋賀の大学生と食肉販売会社

食べられるのにサイズ違いなどで廃棄される野菜を減らそうと、県内の大学生が企業と協力して規格外のキャベツを使ったメンチかつを開発しました。

「キャベツメンチかつ」を開発したのは、立命館大学 食マネジメント学部の学生3人と、近江八幡市で食肉販売を手がける「カネ吉ヤマモトフーズ」で、4月12日に県庁で会見を開きました。
食べられるのに規格外として捨てられてしまう食材を減らそうと学生たちが発案し、サイズ違いのため廃棄されていた滋賀県産のキャベツを使っているということです。
大きめに刻んだキャベツを炒めて甘みを引き出し、合いびき肉と合わせてカレー風味にしてあります。
立命館大学 食マネジメント学部4回生の岸希美さんは「食べてもらうことで、むだになる食材を減らすことができる。地元の食材を使っているので、滋賀県への愛も感じてほしい」と話していました。
食肉販売会社の徳地清匡社長は「この商品をきっかけに県内でキャベツが捨てられていることを知ってほしい。味にも自信があるのでぜひ食べてほしいです」と話していました。
この「キャベツメンチかつ」は、20日から近江八幡市などにある「カネ吉ヤマモトフーズ」の店舗のほか、オンラインでも販売されるということです。
(徳地社長の「徳」は心の上に一が入ります)