大津市中心部の寺に まちづくり拠点のカフェがオープン

大津市中心部の商店街にある寺の境内に、カフェを中心にしたまちづくりの拠点を目指す店舗が18日、新たにオープンしました。

この店舗は、地域の活性化に取り組む団体が、大津市中心部の「ナカマチ商店街」にある本要寺の境内にあった古民家を改装して18日にオープンしました。
主にカフェとしての営業で、鶏ガラスープを使ったベトナムの麺料理「フォー」や、甘辛く煮た豚肉などをご飯にかけて食べる台湾の郷土料理「ルーローハン」などが提供されます。
また、店舗の一部はギャラリーなどとして使えるレンタルスペースとして貸し出され、運営する団体は「若者が挑戦する場として活用してもらいたい」としています。
初日は昼前のオープンから次々と客が訪れ、料理を楽しんでいました。
湖南市から訪れた30代の男性は「スパイシーな味付けで、とてもおいしかったです。若い人がチャレンジできる場所があるのはいいことだと思います」と話していました。
運営団体の西聖平さんは「大津市では若い人も増えてきているので、この店舗が若者が集まるきっかけになるような場所になってほしい」と話していました。