「ひこにゃん」18回目の誕生日 桜満開の彦根城でお祝い

滋賀県彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」が13日、18回目の誕生日を迎え、お祝いのセレモニーが彦根城で開かれました。

「ひこにゃん」は、愛称が決まった平成18年の4月13日が誕生日となっていて、ひこにゃんが住んでいるとされる彦根城では、満開の桜の中、18回目の誕生日のセレモニーが開かれました。
会場には、去年より100人ほど多い500人余りのファンや観光客が詰めかけ、ファンクラブの会長で彦根藩を治めていた井伊家の18代当主、井伊直岳さんからひこにゃんに花束が贈られました。
13日は、ライバルの「わるにゃんこ将軍」のほか、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」もお祝いにかけつけ、大勢のファンやキャラクターに祝ってもらったひこにゃんは深々とお辞儀をするなどして喜びを表現していました。
彦根市によりますと、ひこにゃんには、花束や手紙など80余りのプレゼントが全国から届いたということです。
10年来のファンだという京都から訪れた50代の女性は、「変わらない”ゆるさ”と”もっちりさ”がみんなを癒やしてくれています。このままずっと彦根で頑張ってほしい」と話していました。