滋賀県在住インフルエンサーの動画で若者に介護の仕事をPR

介護現場の人手不足が課題となる中、滋賀県は、ネット上で発信力のある県内在住のインフルエンサーと協力して、若者に介護の仕事をPRする動画を発信しています。

滋賀県は特設サイト「しがけあ」で、介護現場で働く人や介護職を目指す学生の声などを紹介しています。
このほど、県内在住で若者に人気のインフルエンサー、Mumeiさんと協力し、介護の仕事の魅力をPRする動画を新たに公開しました。
動画ではMumeiさんが介護の仕事に就いている7人と座談会を行い、介護職を選んだ理由や介護をしていて楽しいことなどについてインタビューする様子が紹介されています。
またMumeiさんが1人で移動ができない人を抱えることなく移動させることができる最新の機械を体験する様子や、重りをつけてひざを曲がりにくくしたり、白内障が体感できるゴーグルをつけたりして、高齢者の体を疑似体験する様子も紹介され、「力を貸してあげることが大事だと実感した」などと感想を述べています。
県医療福祉推進課は「動画を見ていただいて若者に介護の仕事についてもっと知ってもらえたら」としています。