“小惑星輸送手伝って”宇宙飛行士かたる詐欺 90万円余被害

東近江市の50代の女性が、宇宙飛行士の古川聡さんをかたる人物から「発見した小惑星の輸送を手伝ってほしい」などといわれ、配送費用などの名目で現金などあわせて90万円余りをだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、注意を呼びかけています。

警察によりますと、先月(2月)下旬、東近江市に住む50代の女性のインスタグラムのアカウントに、宇宙飛行士の古川聡さんをかたる人物から「国際宇宙ステーションからこんにちは」と書かれたメッセージが送られてきました。
その後、相手から「地球で使っているインターネットの契約期限が切れてしまった」とか、「重要な元素を含む小惑星を発見したので輸送を手伝ってほしい」などというメッセージが相次いで届き、インターネットの更新料や惑星の配送料の名目で現金の振り込みなどを要求されました。
女性は相手の話を信じて今月(3月)中旬までにあわせて90万円余りを送金しましたが、振り込みの翌日に古川さんが地球に帰還したというニュースを見て不審に思い、警察に相談し、だまされたことに気付いたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSを通じて知り合った人物が金銭を要求してくるものはすべて詐欺であるとして、絶対に応じないよう注意を呼びかけています。