安土城のびょうぶ探索で協力 駐バチカン大使と知事が意見交換

バチカンに駐在する日本の大使が、19日、滋賀県を訪れ、県が進めているローマ教皇に贈られたとされる安土城を描いたびょうぶの探索などについて、三日月知事と意見を交わしました。

滋賀県を訪れたのは、バチカンに駐在する千葉明 特命全権大使です。
千葉大使は、19日午後、安土城跡を視察し、県の担当者から現在、行われている安土城の発掘調査などについて説明を受けました。
このあと千葉大使は県庁で三日月知事を表敬訪問しました。
滋賀県は、織田信長が安土城の様子を描かせ、当時のローマ教皇に贈られたとされる「安土山図屏風(あづちやまず・びょうぶ)」の探索を行っています。
千葉大使は、滋賀県の大杉副知事が探索への協力を求めてバチカンを訪れた際に同行するなど、県の取り組みに協力してきました。
この日の会談で三日月知事が「びょうぶの探索についていろいろな方法で発信していく必要がある」と述べたのに対し、千葉大使は「ナポレオンがイタリアに侵攻した際に美術品をフランスに持ち去ったという説もあり、フランスの新聞で取り上げてもらうことも必要だと思う」と答えていました。
会談後に千葉大使は報道陣の取材に応じ「今後もバチカンの関係者に、滋賀県のびょうぶ探索に対する熱量が伝わるよう取り組みたい」と述べました。