伊吹山ドライブウェイ 来月20日の開通に向け除雪作業進む

滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山では、冬の間、通行止めになっている有料観光道路で、来月の開通に向け除雪作業が進んでいます。

「伊吹山ドライブウェイ」は、ふもとの岐阜県関ケ原町から標高1377メートルある伊吹山の山頂近くまでを結ぶ全長17キロの有料道路です。
高山植物や紅葉などを目当てに多くの観光客がドライブに訪れますが、冬の間は積雪のため通行止めとなっています。
道路では来月20日の開通に向け今月4日から除雪作業が進められていて、14日は8合目にあたる標高1145メートル付近でショベルカーなど2台が積もった雪を少しずつ崩し、道路脇に落とす作業をしていました。
「伊吹山ドライブウェイ」の管理会社によりますと、ことしは積雪量が例年と比べて極端に少なく、除雪作業の期間は例年の半分ほどですむ見込みだということです。
管理会社の岩田奨司さんは「安全に道路を使ってもらえるよう今、準備を進めている。春には伊吹山の新緑が深まるので、ドライブで景色を楽しんでほしい」と話していました。