関西電力送配電 山あいの空き地をキャンプに貸し出し 東近江

山あいにある送電設備の土地を有効活用しようと、関西電力の子会社が空き地をキャンプ場として貸し出す試みを東近江市で始めました。

この取り組みは、関西電力送配電が山あいの土地を有効活用しようと今月から始めたものです。
キャンプ場は、東近江市愛東外町にある「東近江開閉所」と呼ばれる送電設備の敷地の一部、およそ1000平方メートルに設けられ、1人でキャンプを楽しむソロキャンプ専用として利用できます。
利用するには、「YAMAKAS(やまかす)」と呼ばれる山林レンタルのマッチングサービスへの登録が必要で、1か月1万1000円で借りることができるということです。
関西電力送配電滋賀本部の石見雄大さんは「1人の時間を楽しみたい方や、山の中でキャンプをしたい方、それに送電設備が好きな方に利用してもらいたい」と話していました。
関西電力送配電は、高島市にある変電所でも敷地の一部を今月からキャンプ場として貸し出しているということです。