“光る君へ”大津をPR 銀行で「源氏物語絵巻」複製など展示

NHKの大河ドラマ「光る君へ」にあわせ、大津市に本店を置く滋賀銀行は、市内の支店などで源氏物語にちなんだ文化財の複製を展示しています。

「光る君へ」の主人公の紫式部は、大津市にある石山寺で「源氏物語」の構想を練ったとされています。
滋賀銀行は、大津が源氏物語ゆかりの場所であることをPRしようと、物語に関連する文化財の複製を大津市などの9つの店舗で展示しています。
大津市の石山支店では、江戸時代に制作された、源氏物語のさまざまな場面を描いたびょうぶの複製などおよそ20点が展示されています。
平安時代後期に描かれた国宝「源氏物語絵巻」の複製の展示では、絵巻の中の絵が2千円札の図柄になっていることが紹介されています。
滋賀銀行石山支店の高木浩樹支店長は「大河ドラマゆかりの地として大津をPRすることで、地域を盛り上げ、経済の活性化につなげたい」と話していました。
大津市内の支店での展示は今月末までですが、来月以降は近江八幡市や高島市の支店でも展示を行う予定だということです。