近江八幡の神社でロウバイの花が見頃

近江八幡市の神社で、黄色い小さな「ロウバイ」の花が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。

近江八幡市の「沙沙貴(ささき)神社」では、毎年この時期、春の訪れを告げるとされる「ロウバイ」の花が咲くことで知られています。
「ロウバイ」は直径2センチほどの淡い黄色の花が特徴で、花びらの光沢と透明感がろう細工のように見えることから名付けられたと言われています。
境内では2種類の「ロウバイ」あわせて22本が見頃を迎えていて、やわらかな日ざしを受けて辺りに甘い香りを漂わせています。
撮影した5日は、神社を訪れた人たちが写真を撮ったり香りを楽しんだりしていました。
神社によりますと、この冬は比較的暖かい日が続いたことから例年より花の数が多く、開花も1週間ほど早いということです。
野洲市から訪れた男性は「毎年来ていますが、きょうはよい天気ですてきな写真をたくさん撮ることができました」と話していました。
「沙沙貴神社」の岳郁美 禰宜は「ことしは元日から地震の被害があり心を痛めています。そうした中で、ロウバイの色と香りを少しでも楽しんでいただければ」と話していました。
神社の「ロウバイ」の花は来月(2月)初旬ごろまで楽しめるということです。