甲賀市の田村神社など初詣でにぎわう

元日、厄よけ祈願で知られる甲賀市の田村神社にも多くの人が初詣に訪れました。

甲賀市土山町にある田村神社は平安時代の征夷大将軍、坂上田村麻呂が祭神で、毎年、多くの人が初詣に訪れ、ことしの元日も、本殿の前に長さおよそ200メートルの参拝者の列ができていました。
本殿の前には、坂上田村麻呂が鈴鹿山の鬼を平定して境内に矢を放ったという伝説にちなんで長さ11メートルの2本の矢が飾られ、訪れた人たちはその矢をくぐって本殿の前まで進み、静かに手を合わせていました。
また、拝殿のそばには、幅5メートル、高さ3メートルの巨大な絵馬が飾られ、訪れた人たちが写真を撮るなどしていました。
たつ年生まれだという湖南市の男性は「コロナも明け、経済も動き出したので自分の仕事も軌道に乗るように祈願しました」と話していました。
田村神社の田村和仁 禰宜は「新しい年が実りと幸の多き年となりますように心よりお祈り申し上げます」と話していました。