県立高校のボクシング部で240万円余の使途不明金 東近江

東近江市にある県立高校の運動部の会計で、昨年度までの2年間で、240万円余りの使いみちがわからない状態になっていることが、県教育委員会などの調査で明らかになりました。

県教育委員会によりますと、一部の金の使いみちがわからなくなっているのは、県立能登川高校のボクシング部の会計です。
ことし3月、部員の保護者から「部の会計報告が行われていない」と学校に申し立てがあり、学校や県教育委員会が調査したところ、▼令和3年度はおよそ68万円、▼昨年度はおよそ180万円の使いみちがわからなくなっていたということです。
ボクシング部の会計は、おととし4月に赴任した顧問の教員が1人で行っていましたが、学校の調査が始まる前に亡くなっていて、詳しい事情は聞き取れていないということです。
県教育委員会のガイドラインでは、部活動の会計は年度末に校長が確認することになっていますが、能登川高校ではボクシング部だけ行われていなかったということです。
県教育委員会教育総務課の會田省吾 課長は「保護者をはじめ関係者に深くおわびします」と話していました。
県は、保護者に一連の経緯を説明するとともに、すべての県立学校で部活動の会計担当者向けに研修を行うなど、再発防止に向けた対策を進めるとしています。