大河ドラマ「光る君へ」関連のお土産を一堂に集め発表会 大津

来年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」の放送を前に、主人公の紫式部とゆかりのある大津市で、紫式部をイメージして企業が開発するなどしたお土産の品々を一堂に集めた発表会が行われました。

紫式部が源氏物語の構想を練ったとされる石山寺がある大津市では、「光る君へ」の放送を地域の活性化につなげようと、観光協会や市などで作る活用推進協議会がドラマ関連のお土産をPRする取り組みを進めています。
19日に報道関係者に向けた発表会が開かれ、会場には紫式部をイメージして県内外の企業が開発するなどした和菓子やグラスなど95種類の商品が並びました。
このうち大津市の漬物店は、守山市の伝統野菜で紫色の葉と茎が特徴の「矢島かぶら」を使い、“紫”にこだわった漬物を披露しました。
また、大津市の化粧品販売会社は「ニホンムラサキ」という植物の紫色の根、「紫根(しこん)」を原料にした優しい香りの練り香水を開発しました。
紹介されたお土産の多くは、すでに販売が始まっているということです。
活用推進協議会物産振興部会の寺島正和 部会長は「紫式部ゆかりの地が大津市にたくさんあることを知ってもらい、あわせてすばらしいお土産も楽しんでほしい」と話していました。