県内全域に今シーズン初のインフルエンザ警報

インフルエンザの感染者が急激に増えていることから、滋賀県は、14日、県内全域にインフルエンザ警報を出して、手洗いや換気などの基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

県によりますと、今月10日までの1週間に、県が指定する60の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者は、合わせて1662人でした。
1医療機関あたりの感染者数は、▼東近江保健所管内で40.90人、▼大津市保健所管内で36.31人と、2つの保健所の管内で警報の目安となる30人を超えたことから、滋賀県は県内全域を対象に今シーズン初めてインフルエンザ警報を出しました。
県内全域を対象とした警報は、2019年の1月以来だということです。
県健康危機管理課は、▼こまめな手洗いや換気、▼場面に応じたマスクの着用、それに、▼発症や重症化を防ぐためのワクチン接種などを呼びかけています。