彦根城で年末恒例の餅つき「ひこにゃん」も参加

新年を前に、滋賀県彦根市の国宝・彦根城では、人気キャラクターの「ひこにゃん」も参加して恒例の餅つきが行われ、訪れた人につきたての餅がふるまわれました。

彦根城では、正月に飾る鏡餅をつくるため、城内の水田で育てたもち米で毎年この時期に餅つきを行っていて、11日は、城の運営管理センターの職員およそ20人が参加しました。
城の天守前の広場には大勢の観光客が訪れ、ひこにゃんがきねで餅をつくのにあわせて、「よいしょ」というかけ声をかけたり、写真をとったりしていました。
つきあがった餅の一部はその場できなこ餅にして無料でふるまわれ、訪れた人たちはつきたての餅を受け取ると、おいしそうに食べていました。
夫婦で埼玉から訪れたという女性は、「ひこにゃんに初めて会えて本当にうれしいです。お餅も最高においしいです」と話していました。
11日についた餅は、鏡餅として今月(12月)21日から年明けの来月(1月)3日まで天守などに飾られる予定です。