大津 “紫式部ゆかりの地”コスプレイベントでPR

来年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」の放送を前に主人公の紫式部ゆかりの地をPRしようと、大津市でコスプレを楽しむイベントが開かれました。

イベントは、大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部が源氏物語の構想を練ったとされる寺がある大津市をPRしようと、地元の観光協会が市の「坂本地区」で開きました。
このうち、「旧竹林院」には、簡易的な十二ひとえを無料で体験できるコーナーが設けられ、訪れた人は十二ひとえを羽織って扇子を持ち、庭園を背景に写真を撮っていました。
また、地区の周辺では紫式部やゲームのキャラクターなどにふんしたコスプレイヤーが集まり、石垣の前や庭園で写真を撮っていたほか、光源氏をモデルにした市の観光キャラクター、「おおつ光ルくん」も登場し、コスプレイヤーと一緒に写真に収まっていました。
びわ湖大津観光協会の坪田朋也さんは「このあたりは町並みがきれいで和装が映えるので、雰囲気を楽しんでもらいながら紫式部ゆかりの大津市を多くの人に知ってほしい」と話していました。