アルミ缶で作った大きな「辰」の“立体絵馬” 大津の和田神社

大津市の神社で、空き缶を材料に立体的に作られた来年のえとの「辰(たつ)」を取り付けた、ユニークな絵馬が設置されました。

大津市の和田神社では毎年この時期に、次の年のえとを描いた縦、横1メートル80センチの大きな絵馬を飾っています。
11月30日、来年のえとの「辰」が神社の上空を舞う絵馬が拝殿に設置されました。
神社が竜を祭っていることから例年以上に力を入れて準備したということで、関係者がおよそ250個のアルミ缶を切ったり曲げたりして立体的に作った全長5メートルほどある竜が、体をくねらせるような姿で絵馬に取り付けられています。
毎年、絵馬を作っている氏子の寺田智次さんは「指先をけがしないように気をつけながら、見た人に『リアルだ』と言ってもらえるよう工夫して作りました」と話していました。
奉納された絵馬は、来年1月15日まで飾られます。